昨日、中途半端な空き時間ができてしまったのでフラフラと歩いていたら、いい感じの公園を見つけたのでそこで時間を潰すことにしました。
ベンチに腰掛け、小説を読んだり、YouTubeで野々村竜太郎議員の号泣記者会見を爆笑しながら見たりしてくつろいでいると、おじいさん、おばあさんと、孫らしき小学生くらいの可愛らしい女の子がやってきて、ボール遊びを始めました。
それは、女の子が元気いっぱいにはしゃぎまわり、おじいさんは一生懸命ボール遊びにつきあってあげ、おばあさんはそれをニコニコしながら見守っているというほのぼのとしたごく普通の光景でした。
しかし、そのごく普通の光景に、何故かものすごく違和感を感じました。
ちょいちょいと耳に入ってくる会話を聴くうちに、その違和感の原因は、会話にあることがわかりました。
「じゃあ、今度はあっちにボール投げるね!」
「ミカちゃん、こっちに投げなよ、じいちゃんそれじゃ取れないよ。」
「大丈夫だよ、ちゃんと取ってね、じじい!」
「あーあ、そんなとこに投げたらボールなくなっちゃうよ。」
「ミカが探すからいいよ!じじいも一緒に探そう!」
「あ、ミカちゃん、ボールあったよ。よかったね。」
「うん、よかった!じゃあ次は、ばばあもやろう!」
そうです。女の子(名前がミカちゃんだったかどうかはうろ覚えですが)が、おじいさんおばあさんのことを、「じじい」「ばばあ」呼ばわりしているのです。
最近は「じぃじ」とか、「ばぁば」とかと呼んでいるのかと思いましたが、確実に「ジジイ」「ババア」と呼んでいました。そしておじいさんとおばあさんも特に注意してなかった所をみると、普段からそうなのでしょう。
家でも、「おはよう、じじい!」とか、「ばばあ、ご飯まだ?」とか「ポケモンごっこやろう!ミカがピカチュウで、じじいがヤドランで、ばばあがミュウツーね!」という会話がなされているのでしょう。
こんなことがあっていいんでしょうか?小さな女の子がじじいとかばばあという言葉を使うのは、漫☆画太郎先生のマンガの中だけかと思っていたら、現実にありました。毒蝮三太夫さんもビックリです。
あの人達の関係性も本当に祖父、祖母と孫の関係なのかわかりませんし、なんかのノリでたまたまじじいばばあと呼んでいただけなのか真相はわかりませんが、とにかく衝撃を受けました。
もし仮に言葉遣いが悪いだけだとしたら、厳しく教育するという概念は、時代と共に薄れていってしまっているのかもしれませんね。
まったく変わったじじいとばばあとくそガキに遭遇したもんです。