あっぱれコイズミの野良猫の走馬灯

よしもと芸人の、あっぱれコイズミと申します。怪しいものではありません。猫・国内&海外旅行・ゲーム・映画・温泉巡りなどが好きです。 2015年5月からタイのバンコクに「アジア住みます芸人」として住んでいます。 ​ こちらのブログには趣味のことや旅行記やタイでの生活を書くので暇つぶしにでも読んでいただけたら嬉しいです。 よろしくお願いいたします。

へっぽこ道中記・ラフ族の村の巻

~前回のあらすじ~

 

タイのチェンライにあるラフ族の村で無事にロケを終えたトータルテンボスさん、パジャマとりやさん、僕の4人は、ラフ族のみなさんのおもてなしをうける事になった。食事の用意が出来るまで村を探検していた僕だが、そこで見てはいけないものを見てしまったのだ・・

 

村には、このように

 

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ニワトリや

 

 

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犬や猫が野放しにされていて

 

 


「ああ、この村は人間と犬と猫とニワトリが仲良く暮らしてるんだなぁ。まるでファイナルファンタジーに出てきそうなほのぼのとした村だなぁ。」と思っていたが、どうやらそんな考えは都会でぬくぬくと暮らしている甘ちゃんの発想だったらしい。

 


そこではなんと、ついさっきまでニコニコしながら僕らを見ていたやさしい顔の村長さんが、まるで鬼の様な形相で棒をふりまわし、何かを追い掛け、そしてなにかをバチンバチンぶっ叩いている。

 

そのさっきまでその辺を走りまわっていたなにかは血ダルマになりながらも逃げ回るが、トドメをさされ、絶命した。


まるで大魔人のような変貌ぶりの村長は、仕留めた獲物を嬉しそうに煮立った鍋に放りこむ、そう飼っているだけだと思っていた、ニワトリ達を!!ハトが豆鉄砲を食らったような気分になった僕はあわててこの事をみんなに報告すると、とりやさんはホームレスが豆鉄砲を食らったような顔になり、自称・鳥好きの藤田さんは目を涙で潤ませている。大村さんはニヤリと笑ったが、その笑顔の意味が「俺もやりてえ!」だと恐いので、深くは詮索しない事にした。

 


これは決して残酷な事ではなく、生きるうえで必要な事だ。と解っていても、いざその現場を見てしまうとショックだ。さっきまで一緒にいたニワトリの残骸をムシャムシャ食べる犬と猫を見て、自然の世界のルールを見たような気がした。

 

 

そして待ちに待った昼食の時間。畑でとれたお米、野菜、珍しいフ
ルーツ、チキンスープ、焼鳥 …次々と運ばれる手料理の数々に、僕らのテンションはMAXになる。米を食べる。タイ米はマズイと思っていたが、モチモチしてておいしい!野菜&フルーツも新鮮でおいしい!チキンスープ&焼鳥も…え?チキンスープ&焼鳥?まさか!そう、そのまさかだ!!

 

 

ビフォー

 

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アフター

 

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だ!!!!

あのニワトリは、僕らの為にクラッシュしてくれてたのだ。だから食べないと失礼だ。でもさっきの光景を見たらとても…他の3人も同じ気分だろう…


「うめぇ!!」

 


声の主を見てみると、大村さんが関係ねぇ!とばかりにチキンを食している。

 


あまりにうまそうに食べるので、僕らも恐る恐る口にしてみた

 

 

…うめぇ!!

 

 

今まで食べた鶏肉の中で一番うめぇ!!よく考えたら僕らの為にニワトリ達はこの世からバイバイしたのだ。残したりしたらかわいそうだ。おいしく食べてあげる事がニワトリ達への一番のレクイエムになるんだ。こうして、ニワトリ達は跡形もなく僕らの肉となり、血となり、骨になったのであった…


~続く~