あっぱれコイズミの野良猫の走馬灯

よしもと芸人の、あっぱれコイズミと申します。怪しいものではありません。猫・国内&海外旅行・ゲーム・映画・温泉巡りなどが好きです。 2015年5月からタイのバンコクに「アジア住みます芸人」として住んでいます。 ​ こちらのブログには趣味のことや旅行記やタイでの生活を書くので暇つぶしにでも読んでいただけたら嬉しいです。 よろしくお願いいたします。

ヤッシンの店と美容院の謎〜バルセロナ放浪記〜の巻

時刻は午後4時30分。人々がシエスタ(昼寝)を終え、再び街が動き出す時間だ。日本とスペインの時差は約8時間なので、日本は今頃午前7時30分。同じく人々が眠りから覚めて慌ただしく動き始める時間だが、こちらは昼寝明けということで、どことなくのほほんとした雰囲気だ。



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そんな雰囲気に感化されたのと、無事に宿に到着した安心感と長旅の疲れで一瞬眠くなってしまったが、街の外に出て周りの風景を見ると、その眠気もすぐに覚めた。

 

 


何気ない建物や、走っている車、歩いてる人、それら全てが新鮮に感じ、心が刺激される。小さい時に始めて電車に乗り、知らない街へ行った時の感覚に似ている。目で見るもの、耳で聞くものの1つ1つが記憶として身体に刻み込まれていくのがわかる。

 


なんてカッコつけてみたが実際はヘラヘラしながら「わー!超凄い!ウケる!」とか言いながらバカみたいに歩いていると、こっちにむかって手を振っているおっさんがいることに気がついた。


 

ノリで手を振り返すと、おっさんは怪訝な顔をしながらすぐに手を振るのをやめ(そんな露骨に拒否反応しなくても・・)僕をスルーしマイさんと親しげに話し始めたので何事かと思ったが、このおっさんはVINOの近くでお店(日本で言うコンビニみたいな立ち位置の食料や生活用品が揃ってる店)を営んでいるヤッシンという人で、マイさんがヤッシンのお店でよく買い物をするので仲良くなったらしい。

 

 

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*店の前にて、ヤッシンさんとマイさん

 

 

 

 

ちょうど買い物もしたかったのでヤッシンさんのお店に行き、しばし買い物タイム。2人が親切に商品について説明してくれたので本当に助かった。基本的に海外の個人商店などでは商品に日本みたいにハッキリと値札がついていないことが多く、その国で何が売られていて、それの値段はいくらが適切なのかがよくわからないので、失敗しながら覚えていくしかないのだ。

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*スペインの滞在中にだいぶお世話になったクロワッサン。「見た目が可愛いから。」という女子みたいな理由で買ったが、安くて美味しかった。

 

 

ヤッシンさんの店でとりあえずの水や食料を買い、次はスーパーに案内してもらった。

 


店内は地元の人でごったがえし、色とりどりの野菜や果物、日本よりだいぶデカく切り売りされている肉類や、未知の食料品が所狭しと並んでいる。

 


中でも鮮魚コーナーが圧巻で、地中海でとれたであろう大小様々な魚が豪快に置かれ、見たこともないような魚なんかも混じっており、魚介類好きにはたまらない感じになっていた。



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自分がもしスペインに住む事になったら、日替わりで魚を買い、焼いてみたり、ムニエルにしてみたり、煮込んでみたり、シンプルに刺身で食べたりして、たまには寿司にしてみたり・・と、食欲の権化と化して楽しい想像をしてしまうほど豊富なラインナップだった。




その後もマイさんに街中を案内してもらったが、やたらと美容室があるのが気になった。200メートルおきに1店あるんじゃないかというほどの多さだ。ひどい所では美容室と道路を挟んで向こう側にもう1店あったり、究極系は美容室の隣の店が美容室という所もあった。





神保町とか高田馬場ではラーメン屋戦争が勃発しており、こんな感じでラーメン屋さんがひしめきあっているが、バルセロナでは「美容室戦争」が巻き起こっているんだろうか?



ラーメン屋みたいに家系美容室があったり、味噌専門店ならぬパンチパーマ専門店があったり、濃厚魚介とんこつスープよろしく他店より濃厚なパーマ液を使い、油多め、髪固めに仕上げてくれる美容室もあるんだろうか?謎は深まるばかりだが、理由はマイさんもわからないらしいので残念ながら迷宮入りだ。(美容室が多い割にはダサい髪型の人が多いという謎の現象も起きているらしいです笑)

 

 


そうこうしているうちに日が暮れてきたのでVINOに戻り、自室で荷物の整理や今日教えてもらった事をメモ書きし、もろもろ終わる頃には時刻は午後10時になっていた。



明日の朝にはスタッフのHさんと社員のKさんがバルセロナに到着するので、スムーズに合流するために2人の滞在先であるホテルの場所を確認しとこうとガイドブックを取り出し、地下鉄の乗り方やホテル周辺の地理を勉強しているうちに、疲れからかいつの間にか夢の世界に旅立ってしまっていた。

 

~続く~