幼少の頃からゲームは大好きだが、一時期冷めていたゲーム熱がまた今復活している。
1973年7月に発売され、任天堂が京都に本社をかまえる地味な花札のメーカーから一躍ゲームメーカーの第一人者となるキッカケを作った、赤と白の見事なコントラストを描くシンプルかつ飽きのこないデザインで、初期型バージョンはコントローラーのボタンが四角く(その後にみんな知ってる丸ボタンになった)競灰鵐肇蹇璽蕁爾砲覆鵑忙箸Δ用途不明のマイクがついていて、セレクトボタンを押すとすぐにへっこんだままになってしまい、勉強の成績が悪いとお母さんに取り上られてしまう、正式名称はファミリーコンピューターの、ファミコンだ。
僕は学校の成績があまり、というか末期症状的に悪かったので親にファミコンを取り上げられ、ゲームができなかったので学校でゲームの話で盛り上がっている友人たちの会話にまったく入れず、あげくのはてに知ったかぶりをして話に無理やり参加していたら
「お前、ホントはファミコンもってねーだろ!」
とみんなの怒りをかい、太っていた事もあいまってアダ名が「トルネコ」(ドラクエ犬離ャラクター)になり、僕が歩いていると「あ、トルネコが宝を探しにきたぞ!みんな宝をかくせ!」とみんなが貴重品を一斉に隠したり(トルネコのストーリーが、宝を探して王様に渡すというストーリーだから)
校庭や教室で見つけた武器になりそうな物(エンピツ・ハサミ・コンパス・尖った木、鉄の棒など)を僕の所に持ってきては「これ何ゴールドで買い取ってくれるの?」と聞かれ、しかたないので適当に「それは10ゴールドになります。お売りになりますか?」といったら「→はい」を選択され10円取られたり(トルネコの職業が武器屋だから)という嫌がらせをうけたという甘くせつない過去もあるのだが、昔ファミコンをできなかったフラストレーションを解消すべく、ファミコンをとりあげられる事もなくなった今、鬼の首をとったように遊びまくっている。
カセットの接触が悪くなかなか画面がうつらない時、昔はイライラしたが、今は懐かしさも手伝って満面の笑みでカセットを振ったり、息を吹きかけているのだ。(やった事ない人にはホントに伝わらないんだろうなぁ・・・)今年に入ってからというもの、時間を見つけては中古ゲーム屋でファミコンのカセットを探しまくり、ただでさえ少ない給料の大半をカセットを買うことに費やしているので、だいぶ数も増えてきた。
現在、僕の手元にあるソフトを解説していきたいのだが、僕はゲームに本当に詳しく、僕と対等にファミコン話を出来るのは吉本でコンマニセンチの堀内くんぐらいしかいないほどなので、詳しく解説してしまうとゲームの話だけで一年分のコラムが書けてしまうのでシンプルに、なおかつわかりやすく解説してみます。
スーパーマリオブラザーズ(赤色と緑色のヒゲのおっさんが大活躍するゲーム)
がんばれゴエモン2(ゴエモンが頑張るゲーム。1でも結構頑張っていた。)
スパイVSスパイ(スネオに似ている鳥みたいなスパイが戦うゲーム)
オホーツクに消ゆ(北海道で人が殺されたので、殺した悪いやつを逮捕しようとするゲーム。)
スーパーマリオブラザーズ3(悪い亀が復活してしまったのでヒゲ兄弟がぶっとばしに行くゲーム)
プーヤン(ブタがオオカミを矢でうち殺すゲーム)
スペランカー(主人公がすぐに死ぬ)
ミシシッピー殺人事件(先生がすぐに死ぬ)
コナミワイワイワールド(コナミという会社の人気キャラクターが勢ぞろいするゲーム。吉本で言ったら7じ9じ)
ミッキーマウス(やってみればわかるが、とにかくミニーがジャマ。僕はこのゲーム以来ミニーが嫌いになった。)
影の伝説(ジャンプすると80%の確立で死ぬゲーム)
バンゲリングベイ(どんなにがんばってもクリアできないゲーム)
ボコスカウオーズ(どんなにレベルを上げても、勝敗がランダムで決まるためまったく気が抜けない。ゲームオーバー画面がすげームカツク)
水戸黄門(主人公のはずの黄門が基本的になにもしないし出てこないゲーム)
燃えろ!プロ野球(ホーナーとかブーマーが打者だと、バントでもホームランになってしまうクソみたいな野球ゲーム)
ダウンタウン熱血行進曲(不良のくにおくんが、目をはなすとすぐにケンカするゲーム)
熱血高校ドッジボール部(不良のくにおくんがドッジボールに挑戦!でも目をはなすとすぐにケンカする。)
ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運道会(今度は運動会に挑戦!でもすぐにケンカ)
熱血高校サッカー部(今度はサッカーに挑戦!でも*以下略)
熱血*以下略
テトリス+ボンブリス(テトリスは有名なのに、ボンブリスは有名じゃないから、かわいそう)
グラディウス(上上下下左右左右BA)
ほかにも、たけしの挑戦状・さんまの名探偵・スクーンなどをもっているが、どれもこれも名作・ゴミみたいなゲーム揃いだ。詳しく知りたい方はファミコンに関する本とかも出てるので、見てみてくださいね!
といっても女子からしたら「さっきから何をわけのわからない事を言ってるんだ?このハゲ!!」と思うかもしれませんが、ファミコンは僕らの青春そのものなのです。いつか、ゲームに登場してみたいという夢もあります。
といっても「調子こいて帽子をちょっとナナメにかぶってんじゃねーよ、この低所得者が!」と思われるかもしれませんが、僕はいくつになっても少年の時の心を忘れずに生きていきたいと思います!それでは!!
コンティニュー?
→YES
NO
※後日談
こちらは先日、ドラゴンコレクションというゲームに敵キャラとして出してもらった時の写真です。ゲームに出るという夢が叶ってよかったです。