※前回の記事はこちらです!
ダリ美術館に向かいフィゲラスの街を歩いていると、だんだんと周りの景色がヘンテコになっていくのがわかる。
そのヘンテコなオブジェの数々の先に、ダリ美術館はあった。美術館に入る前からダリワールドに徐々に招き入れられるあの感じ。とても素敵だ。
入館料10ユーロ(日本円で1000円くらい)を払い中に入ると、館内は素晴らしい作品からヘンテコでエキセントリックな作品、はたまたちょっとエロスな作品まで、様々な幅広いジャンルの作品が満載で、まるでダリの頭の中を探険しているようだ。
このブログを見てくれてる方で将来ダリ美術館に行く方もいるかも知れないので、ほんの少しだけ写真を載せます。
有名な雨降りタクシー。タクシーに1ユーロ(日本円で100円くらい)を入れると、とある仕掛けが動く。どうなるかは詳しくは書かないが、一緒に見ていた中国系の人が「あんまりだね!」みたいなジェスチャーをして笑っていたが僕は器が小さいので、「いや、俺がお金払ってるのに、どさくさにまぎれて一緒に見て、あんまりだね!じゃねーよ!」と思ってしまいました。
こちらは、世界で一番巨大で有名な「だまし絵」です。なにがどうなってるかは、是非、自分の目で確かめていただきたいです。凄かった!
ユニークな作品が続いた後に戦争を描いた作品を見ると、とても精神的にくる。戦争に関する作品は、ほんとメッセージ性が強く、ダリの念が込められていた。
芸術に疎い僕は、正直、ここに来るまではダリの事を「ブッ飛んだおっさん」程度にしか思ってなかったが、世界観の素晴らしさ。作風の幅広さに感動してしまい、ダリグッズを買い込んでしまった。
特にこのダリ作品集は買って正解だった。この美術館にも、いつかもう一度来て、一日かけてゆっくりと見てまわりたい。バルセロナからもマドリードからもかなり遠いが行く価値は絶対にあるので、騙されたと思って皆さんも是非行ってみてほしいです。(騙し絵の様に騙すことはありませんので。)
~続く~