今回、スパンブリーに来た目的は「日本を代表するあの超有名キャラクターがいるちょっと変わったお寺」に行く事です。トラブルで時間はロスしたものの
※前回の記事を参照
バンコクからスパンブリーへの行き方・2017年8月最新版の巻 - あっぱれコイズミ公式ブログ「タイのタイ冒険」www.akoizumi.asia
そのお寺には絶対に行きたいのでホテルに荷物を置いて、急いでシャワーを浴びて(浴びる余裕ないのに・・)スパンブリーの街へと繰り出しました。
バンコクから車でわずか約1時間半の距離とはいえ、バンコクとは真逆の、THE・タイの田舎といった感じでの〜んびりした雰囲気が流れております。
ほとんど観光客が来ないからか、道ですれ違うタイ人さんは珍しそうに僕を眺め、目が合うと微笑んでくれます。バンコクに住んでるとたまに「タイは本当に微笑みの国なんだろうか!?」と思ってしまう時もありますが、地方に来るとやっぱりタイは微笑みの国なんだなと思わせてくれます。
・・・街並みをの〜んびりと眺めながら歩きはじめて30分が経過しました。ここで、またやっちまってる事に気がつきました。
タクシーはもちろん、トゥクトゥクやバイタクがどこにもいない!!
タクシーはいないにしろ、歩いてるうちにバイタクの待機所かトゥクトゥクが見つかるだろと思ってましたが、まったく見つかりません!観光客が少ないって事は、移動手段も少ないという事です!こりゃ、の〜んびりしてる場合じゃありません!
バスターミナルにはバイタクやトゥクトゥクがいたので、一旦ホテルに行かずに直でお寺に向かっとけばよかったんです。バスターミナルへ戻るとしても、歩きながら一応お寺方面に歩いていたので徒歩で45分もかかります。完全にやっちまってます!
「こりゃ、残念ながら予定変更かな・・」
と自分の行き当たりばったりさに辟易しながら歩いてきた道を戻りはじめると、奇跡が起きました!
なんと、さっきはいなかった場所に都合よくトゥクトゥクがいるではありませんか!
このチャンスを逃すまいとトゥクトゥクのおじちゃんに値段交渉。往復200バーツ(約600円)で行ってくれる事になりました。あー、本当によかった・・・
トゥクトゥクに揺られる事20分。今回の旅のメインイベントである、ドラえもん寺ことワット・サンパシウ(วัดสำปะซิว)に到達!!
入り口からドラえもん寺の名に恥じない期待通りのお出迎えです。
見ざる言わざる聞かざる風のドラえもんがお出迎えしてくれました!(4体目は何でいるのか不明)
喜んで写真をパシャパシャ撮っていると、お寺の人が「あなたは日本人?」と聞いてきたので「そうだよ」と答えると、満面の笑みを浮かべ「案内するから着いてきて!」とガイド役をかって出てくれました。
堂内に入ると、立派な仏像さまがいらっしゃいました。
しかし、その周りをよく見ると壁画や彫刻など、いたる所にドラえもんだらけ!
ディズニーランドの隠れミッキー、はたまた「ウォーリーを探せ!」のごとく細かい壁画などにドラえもんがちょこちょこと紛れてるのが面白かったです。(たまに仮面ライダーや、のび太や、ムーミンやパンダもいます。)
ガイドのお兄さんが一つ一つ丁寧に隠れドラえもんを教えてくれたので写真を撮ってみました。皆さんはどこにドラえもんがいるかわかりますか?
最後の彫刻はだいぶ難しいですが、壁画の方はよーく見たらわかるはずです。この壁画は完成までに8年もかかったそうです。
iPadを持った人が書かれてるのも時代の流れでしょうか?このお寺の住職さんはシャレがわかる人なので日本のアニメキャラクターが壁画に紛れちゃってても問題ないんですね。
ガイド役のお兄さんとタイ語で話してたら、お寺のおばあちゃんがお茶を入れてくれて感動しました。せっかくなので、ガイドしてくれたのとお茶を出してくれたお礼もかねて謎のドラえもんタンブン(お布施)もしました。
お寺の人も優しいし、仏像様や壁画も見応えがあったので本当に来てよかったです。期待以上でした!寺に行く前に、しずかちゃんのごとくシャワーを浴びたのが良かったのかもしれません。(そんなわけはない)
ワットサンパシウはまだあまり観光客がいないので、タイのディープで面白い場所に行ってみたい方にオススメでございます!行った際は、少額でもいいのでお寺のためにタンブンしてあげて下さいませ。行く価値は充分にあるので、興味を持った方はぜひドラえもん寺ことワットサンパシウへ!!
Wat Sam Pasieo ワット・サンパシウ(วัดสำปะซิว)
[住所] Mueang Suphan Buri District, Suphan Buri
※スパンブリー中心部からトゥクトゥクかバイタクで約20分。朝〜17時くらいまでお寺に入れます。帰りは寺の前を走るシーローに乗るか、帰りもトゥクトゥクかバイタクに乗せてもらった方が良いです。
※追記
ここのお寺の仏像様、よーく見たら数ヶ月前にたまたまInstagramかなんかで見かけて、無性に気になって「いつかここに行きたいな」と思っていたけど場所がわからなかった仏像様でした。不思議です。信じるか信じないかはあなた次第・・