さて、チェンカーン旅日記の続きです。
※前回の記事はコチラです↓
宿泊先のゲストハウスで一人で店番をする事約1時間。やっとオーナーさん一家が戻ってきた。どうやらみんなでテニスをしに行ってたらしい。予想の斜め上をいく理由に笑ってしまったが、僕が何時に帰ってくるのかわからなかったので、いつ帰ってきても困らないように鍵を開けっ放しにしといてくれたみたいだ。
「泥棒が入ったら困るでしょ?」と言うとオーナーさんは「泥棒なんて入らないよ。マイペンライだよ。」と何も気にしていなかった。この一言でチェンカーンという街がどんな街なのかの答えが出た。やはりのどかで平和で素敵な街なのだ。その日見た夢も、内容はうろ覚えだがどこか優しい内容の夢だった。
起床して寝ぼけまなこでロビーに行くと、オーナーさんに食事に誘っていただき、地元の人しか知らない名店に連れてってもらいました。
ここで食べたチェンカーン名物・オリジナルメニューのタイスキ(タイのすき焼き)ラーメンとミーカティが絶品でした!
最初は見た目だけで判断してしまい「えー!めっちゃピンク色のワケのわからん物が乗っかってるけど、大丈夫かよ!?」と思ったものの、スープはちゃんとダシがきいてて、程よく辛く、肉と野菜にもスパイス的な味がきいててムチャクチャ美味しかった!!(※このお店の場所も後日まとめて記事にいたします。)こんな良いお店を教えてもらっただけでもありがたいのに、しかもご馳走になってしまったので滞在中に何かお礼をしなければ・・!
その後は、オーナーさんに自転車を借りてメコン川沿いをサイクリングしてたらバイクでも走ってみたくなり、レンタルバイクを借りるために街をブラブラしながら店を探す。
昼のチェンカーンものんびりしてて非常に良い感じです。なんかタイじゃなくて日本の田舎を歩いてるみたい・・
街中にいる可愛い猫ちゃんにほっこりしながら歩いているとレンタルバイク屋さんを発見!!店の中に入るとすぐに愛想のいいおばちゃんが接客してくれて、一日250バーツ(約800円)で借りる事に。
しかし、ここで思わぬミステイク!レンタルバイクを借りる時はだいたいパスポートが必要なのだが、宿泊先に置いてきてしまった。デポジットを払えば大丈夫な場合もあるが、どのみち必要になると思い、店のおばちゃんにパスポートを取ってくると伝えるとおばちゃんは「あなた日本人でしょ?信用してるからパスポートもデポジットもいらないわよ。」とまさかの神対応!!
タイ人は日本人に優しくしてくれるけど、田舎に行くとさらにその傾向が強くなる。ほんと先人に感謝しなくちゃいけませんね。そしてここのレンタルバイク屋さんはほんと優しく対応してくれるのでオススメでございます。場所はウォーキングストリートのsoi9を入ると右側に写真の看板が見えるので
看板の前に行くとバイクや自転車が並んでいるのですぐにわかると思います。チェンカーンでバイクや自転車を利用したい方はぜひ行ってみてください!(ちなみに自転車は一日50バーツで借りれます)
無事にバイクを借りれたのでしばらく走ってみると、とにかく気持ちいい。暑すぎず寒すぎずちょうどいい気候だし、車もあまり走ってないし、景色も最高だ!!
あまりに気持ちいいのでこのまま走ってるだけでもよかったのだが、せっかくなので山の上にあるウサギがいっぱいいるという有名なお寺に行って見る事に。
農村地帯を越えて山に入ったらちょっと肌寒くなってきたがそれでも気持ちいい。途中、何回も道を確認しながら走ってるものの、なかなか目的のお寺に着かない。
「まあ、大丈夫だろ。」とさらに走るが、車もまったく走っていないだいぶ山の上まで来てしまった。そこでやっと気がつきました。
お家芸の「道に迷う」というスキルがまた発動してしまっている事に・・
一人ツーリングに暗雲が立ち込めたとこにさらに追い討ちをかけるように本物の暗雲が立ち込め、尋常じゃないくらいのスコールが!!ギャーーーー!!!
〜続く〜