あっぱれコイズミ公式ブログ「タイのタイ冒険」

タイ在住の吉本興業の芸人・あっぱれコイズミと申します!このブログにはタイ情報や旅行記やタイでの生活の事を綴ります!

古本屋での悲劇・・・

※この記事は、旧ブログからこちらのブログに再アップした記事です。

 

 

想像を絶するような恐ろしい怪事件がまたもや勃発した。

 

不可解で、なぜ犯行におよんだかもわからない不思議で悲劇ともいえる悲しい事件だ。なんとかしてこの怪事件を解決したいものだが、犯人が誰なのか、まるで想像すらつかない・・今日は仕事と用事が夜からで日中は時間があったので、家の大掃除をしていた。すると何冊かいらない本が出てきたのでいい機会だと思い、「本棚の整理をして読まなくなった本を売却し、小銭を稼ごう!」キャンペーンを開催する事にした。本来、本を捨てたり売ったりするのは好きじゃないが、ローン地獄を相変わらずさまよっているし、本もどんどんたまる一方なので背に腹はかえられず、この際、思い切って某大手古本屋逝きにすることにした。

 

 

と言っても数冊売ったところでたかがしれてるので、目玉商品として「るろうに剣心」全巻を泣く泣く売ることにする。大好きなるろうに剣心を手放すのは心苦しいが、今はもうあんまり読まないし、またお金が貯まったら愛蔵版を買えばいいだけの話だ。背に腹はかえられない。

 

 

そしてブックオフへ到着し、丸メガネの店員さんに査定を託す。いくらで売れるか緊張しながら名前を記入し、店内をウロウロする事10分。

 

「買い取りでお待ちのこ・・・こ・・小池様。見積もりが終わりましたのでカウンターまで起こし下さい。」一瞬、「小池?」と思ったが、丸メガネの店員さんがこっちに向かって微笑んでいる。多分緊張して手が震えていたので字が汚くて「小」までしか読めなかったのだろう。後に続く漢字が「泉」か「池」かの一か八かの賭けに出て、店員さんは見事にその賭けをハズしたのだ。

 

お前のメガネは節穴だ!この勝負、もらった!

 

 

しかし次の瞬間、カウンターの前で突っ伏していたのは僕の方だった。それもそのはず、店員さんの口から驚愕の事実が突きつけられたからだ。「えー、買い取り価格が・・・・全部で150円になります。」

 

なんで?

 

るろうに剣心は少なく見積もっても、全巻売れば3000円にはなるはずだ!それがなんで150円なんだ?ふざけてんのか?それとも僕の字が汚かったからか?お前のメガネはマジで節穴なのか?それとも伊達メガネなのか?いくらなんでも安すぎるだろ?剣心をナメるな!!切り殺すぞこの野郎!と思った瞬間、店員さんが「申し訳ございませんが、こちらの商品は買い取りできません。」と、すまなそうにるろうに剣心を差し出してきた。なにがいけないのかと思い剣心を見ると・・・・

 

そこには、なんと、なんと、汚い稚拙な文字で、思いっきり

 

う○こ

 

と落書きがしてあるじゃねーか!なんだじゃこりゃ?下品!!

 

しかもご丁寧に全巻に「う○こ」という文字が書きなぐってある!

 

もちろん、自分でこんなことをするはずはないし、僕は鎖国主義なので、僕の家には少なくともここ一年は誰も入っていない。じゃあ誰がこんなくだらねーイタズラをしたんだ?

 

 

哀れ、その結果、剣心は売れなくなり僕は店員さんから「るろうに剣心と、う○こが好きな人」のレッテルを張られ、当分この店には行けないだろう・・・

 

それにしても誰だ!?俺のるろうに剣心に「うん○」って書いた犯人は!!!!ふざけんな!店員ちょっと笑ってたじゃねーか!俺のるろうに剣心を返せ!!俺の人権を返せ!!犯人が憎い。憎すぎる。ぜってーに犯人見つけてやるからな!!覚えとけよ!誰だ!マジで誰なんだ!?

 

 

このクソ野郎!!